20年以上経過しても変わらない
エコアコールウッドの耐久性
エコアコールウッドは、これまでの保存処理木材と比較して、非常に高い耐久性を持っています。
水の中という木材にとって非常に過酷な状況においても、エコアコールウッドは腐りにくく、フナクイムシによる被害も最小限に抑えることができることから、かの世界文化遺産「嚴島神社」の補修工事にも採用されています(写真右)。
エコアコールウッドは従来の保存処理木材とは全く異なり、注入処理後に高分子化され、腐朽菌による木材成分の分解を困難にし、木材そのものが腐りにくくなるという特徴をもっています。
また、シロアリについても同様のメカニズムで分解困難なため、栄養源とならないことから、食害されないという特徴を持っています。雨風にさらされる環境下や、土の中など、これまで木材を使用したくてもできなかった場面でこそ、エコアコールウッドはその真価を発揮します。
左の素材の根元が腐れているのに対し、右のエコアコールウッドは、8年経過後もほぼ原形を留めているのがわかる。
素材のほうの根元は朽ちて倒れているが、エコアコールウッドは問題なく、立ち続けている。
21年経過してもエコアコールウッドは問題なく立ち続けている。(2018年撮影)
平成11年にエコアコールウッドで設置された「国営備北丘陵公園つどいの里」のパーゴラ、一本足シェルター、テーブルベンチ。今も目立った割れも無く、美しい木の外観を保ち続けています。
※2023年5月更新 つどいの里(平成11年設置)パーゴラ、一本足シェルター、テーブルベンチ
割れにくい。そして抜群の寸法安定性。
木材の劣化は「割れ」から生じる可能性が最も高いと言われています。
エコアコールウッドは非常に割れにくい特徴をもっており、木材の劣化を防ぐとともに、長年に渡って「木」の美しい外観を保ち続けます。また、形状が変わりにくい抜群の寸法安定性を持っているため、使い勝手が良く、住宅用資材にも最適です。
愛知万博のガスパビリオンにて、エコアコールウッドが採用されましたが、それは同商品の寸法安定性と紫外線劣化の少なさを評価されたことが大きな要因となりました。
環境にやさしい無毒性
エコアコールウッドは無毒性で、環境にやさしい保存処理木材です。焼却しても有毒ガスの発生がなく、灰中にも有毒物質は残存しません。
処理木材特有の臭いもなく、自然のままの木材と同様に、人に対しても無害なので、安心してご利用いただけます。まさにECO時代に不可欠な木材として、いま多方面から注目をされています。
多くの採用実績と、幅広い使用用途
エコアコールウッドはその優れた耐久性と、環境にやさしい無毒性が評価され、多くの自治体及び、民間企業に採用されています。
その使用用途は幅広く、神社、仏閣、城などの日本国有の建築物や文化遺産の木質材料として、空港施設、美術館、体育館、学校、幼稚園、老人ホーム、大型ビルのカーテンウォールやルーパーなどの木質材料として、デッキ材、ポーチ柱、土台、柱、格子、外壁材、付梁、付柱、破風板、軒天などの住宅部材の材料として、さらには木製ガードレール、木製グレーチング、木くい、人工漁礁など土木部材の材料として、公共から民間まで、あらゆる場面でご利用いただいています。
エコアコールウッド製品 | |
規格品 (杉・桧) |
デッキ材、外壁材、ポーチ柱材、土台、フェンス材、格子材柱用部材などの規格品
(エコアコールウッド杉規格品の写真) (エコアコールウッド桧規格品の写真) >> エコアコールウッドの規格品一覧はこちら |
規格製品 | エコアコールウッドC種ガードレール、 エコアコールウッドP種横断防止柵・転落防止柵、 エコアコールウッドグレーチング、エコアコールウッド自然歩道施設製品 |
個別受注製品 |
用途に応じて、サイズ・樹種などご対応いたします。まずはご相談ください。 |
景観・公園施設 | 東屋、シェルター、パーゴラ、テーブル、ベンチ、展望デッキ、屋上デッキ サイン、ゲート、モニュメント、木道、木橋、木柵、八橋、灯籠 等 |